KHS F-20T/パーツなど②

KHSあれこれ

実際のことろこれと言って特徴のないKHSのカスタムバージョン。とはいえ、想像していたよりもうまく言ったと思う。キモはおそらく中古で買ったホイールを綺麗にしたこと。これはブルーノの完成車におそらく付いていたものだと思うんですが、そのシールをシール剥がしを繰り返して完全に剥がし(経験上、10年は経過しているであろうもの)、リムの黒の部分をコンパウンドでかなり磨いたこと。黒の塗装部分は「剥がれてもイッカー」て磨き始めたものの、思いの外綺麗になっていくので嬉しくでほとんど汚れがない状態まで磨きました。スポークは基本そのまま。こちらも元はブラックだったようで、ところどころ剥がれが見えてるとは言え、面積も少ないし目立たないだろうとの判断から。

リア

あとはこのタイヤ、サイドのスキン部分もクリーナーで綺麗にしたことかな。手持ちのバイクはこのカラーが多いので、良くこれで綺麗にしています。当たり前だけど、足元が綺麗だと全体的に締まって見える。当たり前か。普段から自分の服装でもかなり気をつけてはいるものの改めて気をつけようと思いました。

ベアリングは大事

あとは、前後のハブを分解してグリスアップしたこと。特にリアの汚れが酷くて、それはもう悲惨な状態だった(手が油まみれだったので写真ナシ)。

ベアリングの玉をピンセットで一つ一つ外してバットに入れパーツクリーナーを吹きかけ、中の古いグリスを拭き取り、たっぷりとグリスを入れて戻していきます。あとは大好きなカップアンドコーンの調整。「ゴリゴリ」する一歩手前で止めて外側のナットを締め込んでいくんですが(正しいやり方は知らない)、しっかりと固定しないと余計に締まってしまいまたやり直し。この工程がなかなかに病みつきになるのです。

これも件の自転車店の店主によると、シマノ、カンパは未だにカップアンドコーンを採用しているとか?構造がシンプルだから故障もなくメンテもしやすいってことなんでしょうね、たぶん。ということは、毎日モクモクとこの調整作業をやっているメカニックが大勢いるということでなんだか嬉しくなりました。

最近はなんでもカートリッジだ、ユニットだと言ってメンテが出来ず、故障したら全て交換、みたいなものが自転車に限らず多いような気がする。作りは堅牢で精度も高いのだろうけど、やっぱり男としては可能な限り分解してみたいじゃない。どんな構造になってるのかな〜?のぞいちゃうよ〜?て。

シム

そしてこれ。


Bazooka(バズーカ) シートポストシム 29.2→27.2mm

バズーカというメーカーのシートポストシム。元々KHSには、29.2mmのシートポストが付いていましたけど、手持ちのシートポスト、バイク共に全て27.2なのでそれに合わせてこちらを装着。数百円というナイスプライス。の割にはしっかりとした作りでアルミ製。シートポストは一番体重がかかる場所だけに重要なのはお分かりだと思いますけど、本当にここは大事。乗り心地に直結します。

で、このスピードキングでもないただの街乗りバイクに何故に29.2という太さのシートポストがついていたのかは不明だけども、これでみんなとお揃いのサイズになりました。

そんでシートポスト

そしてシートポスト。定番だけど、

Ritchey Classic Seatpost 27.2 350mm

「Ritchey Classic Seatpost 27.2 350mm」というシロモノ。やはり決めては仕上げと、

このオフセット部分の曲線。これが全て。「リッチータイプ」なんてパチモンが出ている始末。やっぱりみんな格好いいと思ってるんだろうな。そもそもこの「Ritchey」というブランド。これだけでワタシは悶絶モノです。

これも、

ここに書いたように、「カンパニョーロ」「デュラエース」「XTR」の他に畏敬の念を持つビッグネームの1つ。バイクブランドいえば、リッチーの他にはLOOKなんかも高嶺の花だったなぁ。というわけでこのリッチー。今はフレームに「ロゴデーン!」というフレームが好きではないので購入対象にはならないですが、やはり無条件に好きなブランドの1つですね。今も各モデルはチェックだけはしています。

やっぱりブランドって言うのは大事で、このリッチーはどこで作ってるのか知らないけど、ブランドに恥じない綺麗な作りをしています。はてさて、近い未来に来るであろうTHOMSONと比べるのが楽しみだ。NITTO、Raceface、Crankbrothersなど色々使ってみたけど、やっぱりいいものはいいですな。それらと比べても頭ひとつ抜けている感じ個人的には。

オチがなくなっちゃったけど、久しぶりにオーバーホールをしてみて組み立てて、改めてグリスアップの大事さが身に染みました。ホイールなんて回る回る!ブレーキも細かいところの設定を今回は変えてみたけど、それが功を奏したのかタッチも前より良くなったし、そしてサドル!これが結局新しくした中で一番よかったかも。これはおすすめです。

これ、街乗り程度のライトなバイクにはおすすめ。国内価格は知らないけど、海外サイトから買えば2000円?3000円?程度で買えるはず(知らないけど)。

というわけで、新しいパーツを購入予定なので次回はその話、書こうかな。

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