Chromag Aperture/クランク

クランク検討

アパチャーのクランクを検討した時のこと。

「クロマグってかっこいー」という動機だけでフレームを中古で購入してからしばらくは、用途はおろか完成イメージすらも無い状態で放置していました。ワタシは完全なホビーライダーなので、今後フロントを多段化することはないことは決めていたので必然的にフロントはシングル←そもそもフロントディレイラーのカタチが嫌い。これは早々に決まっていました。そんなぼんやりした中でも「オシャレぽくしようかなぁ」なんてナンパな思いはあって、東京の某ショップや名古屋の某ショップのような「街中でシャラッと乗れるバイク」というイメージが大きくなっていたこともあり、

  • BB、ヘッドセット、ハブはPhilwoodもしくはWhiteindustries
  • できればクランクもそれっぽく、となるとWhiteかなぁ
  • ブレーキキャリパーは、機械式が気になるけどPaulにするか

などと明らかに分不相応な自転車を夢想しておりました。

Whiteのヘッドはこんな感じ。う〜ん・・・

Philwoodだとこれ。形は圧倒的にこっちのが好き。

でWhiteのクランクはこれです。白文字が気になると言えば気になる。。。

Paulのディスクブレーキキャリパー。これは形が大好き。ここにあげたメーカーはどれも、おおよそのコンセプトは似通っているような気がしていて、さらにUSメイド。ここからさらにハブも、、、なんてやりだすと、比喩でもなんでもなくお金がいくらあっても足りません。

まぁこうやって好きなパーツを組んでいくのは、次に買う(であろう)チタンロードまで我慢するか。。。との思い強くしたのも、初心に帰って「フレームのそもそもの用途」を改めて考えてみたからです。

やっぱりクロマグ

さてクロマグ。カナダのどちらかというと硬派なイメージのオフロードバイクメーカー。愚直にカナダメイドのバイクも作り続けています。今もあるのかな?26インチも数年前まではラインナップされていました。やっぱり「○○専業」という言葉(イメージ)に弱いのは、

こちらにも書いた通り。

そんなこんなで、かなり高額なバイクになってしまう前に軌道修正をし、「山でおもいっきり遊べるバイク」という主旨にて組むことにしました。その概要は、

こちらに書いた通りですが、「壊れても何とか泣かないで済む程度のもの。そして丈夫なもの」というのを判断基準に、あとは好きか嫌いかも重要視しながらパーツを考えていきます。

そこでやっぱりバイクの”顔”となるクランク、これはやはり重要で、というのもこんなぶっといアルミ製のものが早々壊れる訳もなく、しかもその”顔”となるのであれば妥協はできない。=であれば納得のいくものを、ということで色々と検討してみました。

規格はわからん

形的には、

定番だけどSRAMのOmnium、これは最初に候補だったもの。これをナローワイドにして、、、みたいなことですね。ただ、なんだかホローテック(なのか知らないけど、シャフトとクランクが一体のもの)にはしたくなくて、そうなるとこれから色々と汎用性もあるであろうダイレクトマウントに絞られることに。軽く調べるだけでもダイレクトマウントにもメーカーのよって規格が違うとかでまだ統一されていなさそうなので、これは困ったと。。。さらに、ワタシが3号車を組んだ時よりはるか多い規格のBBがあるようで?もう考えるのも面倒になってきた、、、ところに、

kapic

Rotorに出会いました。色々みてみると、Rotorのロード用クランクも好みで、チタンロードもこれにしよう、、、などと思うと決定も早い。なんならこれから新たに組む全てのバイクをRotorにしようと思うくらい、他に選択肢がないまで気に入りました。た〜だ、こいつの国内価格と海外サイトの乖離がひどすぎて、申し訳ないけど国内の代理店から買う意味がないほど。これは何とかならないものだろうか?迷わず海外から購入しました。

これが件の「まだまだ入って来ない。。。」という海外サイトからの連絡につながる訳ですが、未だに音沙汰なし、、、はてさていつ実物をみることができるのか。クランクについては他に浮気をすることはないけれど、当然ながら他にも欲しいものはあるわけで、この待っている時間に追加で買わせようとする巧みな海外サイトの戦略か。。などと無駄なことを考えつつ、到着の時を心待ちにしようと思います。

参考までに、輸入代理店さんのHPより抜粋したRotorの概要を。

ローターは1990年台中頃にマドリード大学航空工学科の学生たちが「人間による円運動と自転車のペダリング」をテーマに研究を始めたことに端を発する。専用フレームに複雑な歯車機構を組み込んだ独自のバイクで、ペダリング効率の向上に成功し、業界から注目を集めることになる。
企業として産声をあげたのは1996年のことで、2002年にはスパイダーにスプリングを組み込むことでクランク長を可変させ、ペダリング効率を高める「RCK」クランクを発表。そして、2005年に同社を代表するプロダクトである楕円チェーンリング「Q-RINGS」が誕生する。 スポンサー契約を破ってまでも同製品を愛用するカルロス・サストレ(スペイン)やマリアンヌ・フォス(オランダ)の活躍により、ローターは飛躍的な成長を遂げることに。国内でも発売当時はキワモノという認識であったが、楕円が持つ確かな効果により、今日ではホビーサイクリストから市民権を得ている。
2013年よりペダリング効率の可視化を目的にパワークランクの開発も開始。現在、世界最高水準の精度と耐久性を誇る、多機能パワークランクがラインナップされています。

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