KHS F-20T/パーツなど

KHSの仕様

今回のリフレッシュに伴い、ハンドル周り・シート周り・BB/ヘッド周りを新調しました。元々、

  • ハンドル:完成車GIOSについていたドロップ
  • ステム:KHSに元々ついていたもの
  • BB/ヘッド:同上

と言う感じで、余ったパーツでKHSくんの気分転換的な要素が強く、特に思い入れがあるわけでも気に入っていたわけでもなかったので、思い切って一新したわけです。

ちなみに、GIOSGIOSと言っていますが、こちらも15年ほど前に新車購入したもので今は跡形もなく?フレームだけは使っています。と言うのも、フォークも含めて色を塗り替えて、ロゴも全て消してしまったから。しかも、今は全く気分ではないアルミフレーム。そもそも、素材としてのアルミは好きですが自転車のフレームとしてのアルミは全く信用していません。何も事故にあったりクラックが入ったりしたわけではありませんが、あくまで私の”気分”です。それは最新のアルミフレームでも一緒で、全く興味が湧かない。もともと自転車レースなどには全くと言っていいほど興味がないので、軽量化とか最高速だとかヒルクライムなんかを目的としたことがないので、私の用途ではフレームの高性能さなどまったくもって宝の持ち腐れなんですよね。カーボンのフレームも、一度も所有したことがありません。ゆくゆくはアップしていきますが、父親の形見?と勝手に思っている「Miyata Alflex Carbon」というフレームがありますが、これはアルミにカーボンを巻いた、おそらく当時としては最新技術を使ったものだったのでしょうが、所詮はガワだけをカーボンにしたものなので、純粋なカーボンフレームとは言いがたく、ただ「綺麗にしたら格好いいだろうなぁ〜」と思って部屋のインテリアになってる始末だったりします。

話は脱線しましたが、まぁ年が30も超えてくると、今までのルーツ言うか結局”生き様”のようなものが自分の周りにも増えてくるようで、私が単にそういうシンプルなものが好みだったということでしょう。服でもなんでも、「ロゴ、ばーん!!!」みたいな、「お前はメーカーの広報か!?」と言いたくなるようなものが好きではなく、それは全く自転車でも一緒。誰かにひけらかしたいわけではないので、自分1人で眺めて悦に入りたいのですよ。

ハンドル

さて、ハンドル。先のブログにも書いたかもしれないけど、「フレームから上はシルバーにまとめる」の法則に倣ってシルバーをチョイス。


NITTO(日東) M106-SSB 128/ φ31.8 SILVER 幅400

我らが誇る日本の「日東」さまです。モデルはさすがの質感。ハンドルのクランプ経は、これまでのGIOSは25.4だったかな?と細身だったものを、31.8のオーバーサイズに変更。手持ちのMTBなんかのハンドルも全部このサイズだし、何より当然ながら物理的に剛性感も高し。見た目の安心感も違います。当然。

素材はアルミ。大変綺麗な仕上げです。これは中華メーカーでは出せないだろうなぁと言うさすがは世界に誇れる日本の技術ですな。日東には全幅の信頼を寄せています。

ステム


NITTO(日東) UI-21EX 31,8 SILVER クランプ径φ31.8コラム径φ28.6突出80

こちらも同じく日東さま。80mm飛び出してるものです。ちゃんとステンレスのボルトを使っていたりそれだけで興奮します。形はお世辞にもスタイリッシュとは言えないけど質感がそれをカバーします。う〜ん、、格好いい。今回はシャラっとカッコつけの自転車ではないので、これくらいのフツーの物の方がいいんじゃないかと思ってこれをセレクト(本当はこれが新品でかなり安く買えたから)。アップライトのポジションにしたかったので、若干上向き(上下を入れ替えると逆に下げることも可能)なのもポイント。結果、なかなか良い感じにまとまったと思う。

サドル


WTB Rocket Steel Saddle

サドルはこれ。タイヤで有名なWTBのもの。これは海外サイトCRCで購入。形がまぁ好みだったのと、バーテープとのテクスチャを合わせたかったのでサドルとバーテープを見比べながら、もちろん価格も考えてベストバランスだったのがこれだった。値段も手頃でこれはなかなか良いセレクトだったと思う。高級感あり。

ひとまず疲れたのでこれくらいにします。

個人的に、自転車の全バラはこれで5回目ほどですが、

  • BB周り
  • ブレーキ(ワイヤーの取り回し・調整)
  • ヘッド周り
  • クランク周り

この辺りがやはり慎重になる部分かな。特にブレーキ。このKHSはVブレーキなので、さほどシビアではないとは言え、キャリパーの設定も色々と変えて今回はリフレッシュ前よりもブレーキの効き、ブレーキレバーの握り心地も改善されたように思います。

最近、近所の古い街の自転車屋さんが無くなってしまったので、ひっそりと自転車屋を開業しようかと思案している今日この頃。。。S.K.さん、ワンオフパーツづくり、やりましょう♪

こんなブログでも見てくれるプロの方がいたとして、そう言う方からするとシロート丸出しだと思いますけど、結局のところ自転車だって部品の組み合わせなので、感覚とそしてロジックが大事な訳で、その構造と、あとは素材同士の特性とか相性とかさえ把握できていればあとは数をこなすだけのようにも思います。(なめすぎか!?)

まぁなんでも一緒でしょうが、弁護士にしたって医者にしたってどんな「プロ」と呼ばれる人たちだって、その技術の差はハッキリ言って天と地ほどの差があるのは日頃からよく感じるところで、と考えれば当然自転車屋さんのスキルだって天と地ほどの差があるハズです。自転車スキルのない私が言っても仕方ないんですが、だったら私のような人間が自転車業界に参入してもいいはず?!

と、この業界の社長に話したら、「あなたは今の仕事を頑張りなさい!」とたしなめられたとさ。

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